TRIANDの中のモノ

TRIANDの自社ツールはサイトでは紹介してないので(実績とはちがうしなぁ、という判断により)今回こちらで紹介させてもらおうと思います。

 
 

名刺

サイズは基本フォーマット(55×91)よりも一回り小さいグローバルサイズ(51×89)。
表面はトップ画像参照。TRIANDロゴに3人の名前を連ねています。印刷はスミ箔。裏面はそれぞれ自分で決めたテーマカラーで特色1色。入れ込む情報を限界まで削ぎ落し、名刺としての機能を果たす必要最低限の情報のみを入れ、シンプルさを追求した名刺にしました。

 

封筒


サイズは角2と長3。白い封筒に白箔でロゴの「A」を押しました。

 

クリアファイル


「封筒から出した時に最初に見えるもの」をコンセプトにおき、封筒の白とコントラストを出しました。黒を印刷したのではなく、ファイル成形の際に樹脂に黒を練り込んでもらいました。表のロゴは銀箔。裏は封筒の「白に白印刷」に対比させて「A」を黒箔で印刷しました。

 

社名変更&法人化挨拶DM


クリアファイルがなかなかいい出来だったので、「DMはこれを活かそう」ということになり、DMはファイルに挿めるA4サイズの手作りにしました。
挨拶と、右側には3人の名刺をはめ込んで、これを封筒に入れ関係各所に送らせていただきました。受け取っていただいた方にしか分からない仕掛けも用意しました。

 

と、ひとまず会社設立に必要なツールはこんな感じで作りました。
社章、オリジナルジッポ、名刺入れ、Tシャツなどなどまだまだつくりたいものはたくさんあるので(ほとんど趣味)、これからいろいろと作っていきたいと思います。

「TRIANDの中のモノ」ぞくぞくと登場する予定です。(kusu)

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霊峰富士に登ってきました

こんにちは。階段は左足から登るほう、kusuです。
ここ数ヶ月、朝5時に起床し7.5kmのランニング、夕方ジムでマシントレーニングか水泳3kmを毎日こなしてました。それもこの毎年恒例の富士登山のために他ならないわけで。

ということで、今年は初参加弊社hiranoも連れて行ってきました。

今年のルートは一番難易度が高いとされる『須走ルート』。
昼過ぎから登りはじめ、5時間後(?)八合目の山小屋で宿泊。これもなかなか難易度の高い山小屋で、狭い部屋に100人近くがギュウギュウ。もちろん自分たちを含め全員八合目まで頑張った匂いが充満…。

もちろん寝れるわけありません。

山小屋で具合が悪くなってしまったのと、良い席でご来光が見たいという理由で、0時に出発し、1時間半ほどで登頂。日の出までの約3時間をシェラフに入ってやり過ごし、無事ありがたいご来光を見れました。

今回の登山を、弊社WEBサイトのプロフィール写真を撮ってくれた大学の友人である小島君のEOS 5D Mark IIのハイクオリティ写真でどうぞ。


▲序盤戦

▲休憩

▲七合目の景色。もう雲の上

▲雲の上で休憩

▲kusu(左)とhirano(右)。まだ元気。

▲八合目で夕焼け。富士山の東側を登っているので夕日は見れません。

▲頂上で待機中。眼下に広がる人の営み。

▲5時ごろからだんだん空が明るくなっいく。

▲だんだんだんだん。雲海キレイ。

▲出ました!ご来光〜。

▲30分も経てばここまで昇ってしまう。

ご来光が目的であるため、そのあとの下山がただの作業でとてもつらい。次の日は歩けないくらいの筋肉痛におそわれるし。それでもやっぱり毎年登りたくなってしまうんです。

良いカメラで腕のいいカメラマンが撮った写真ですが、実際に見るのとではやはり雲泥の差があります。そこにたどり着くまでの苦労というスパイス、その場にいないと決して味わえない空気やスケール感、自分の目で見る空のグラデーション。これはどうしようも写真では表現しきれません。

一生に一度、富士山に登ってご来光を。強く強くおすすめします。

 

来年は『ザ・運動嫌い』である弊社kobaも無理矢理連れて行くことを決意した2人なのでした。
さてと、明日から来年の富士山に向けてトレーニングしなきゃ。(kusu)

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台湾・台北市に行ってきました【後編】

前編では台湾観光についての内容をおおくりしました。
後編では、もう半分の目的でもある「ビジネス」についてです。
台湾・台北市に行ってきました【前編】と併せてお読みいただけると楽しみも倍増です!
それでは、後編の始まりです!

 

台湾人グラフィックデザイナー 傅學祺さん

日本を立つ直前に、大学の恩師から紹介していただいた、傅さん。日本語もペラペラです。
わざわざ、宿泊しているホテルまで向かえにきてくれました。本当にありがとうございました。
最初は華山1914文化創意產業園區や台北101などを観光しながら、
お互いの生い立ちなどバックボーンの紹介をしました。


▲華山1914文化創意產業園區で、台湾のメディアアートに触れ合いました。

 


▲傅さんが働いている職場を紹介されつつ、会社が誘致しているアーティストの参加型アート。
来館した人たちの身につけているものをパーケージして保存するという趣旨。
TRIANDからは3人の特徴を表している名刺を提供しました。

 


▲誠品書店では日本のデザイン系雑誌がちらほら。ここには日本の書籍販売の未来を感じました。
ただ単に本を売るのではないところが見習うところでしょうか。
詳しくはコチラのブログで説明されています。

 

最後は、自宅に招待され、お互いの制作物のプレゼンをし合ったり、日本と台湾のデザインの違いなどの意見交換をしました。傅さん曰く「台湾はプラス(足し算)のデザインが主流ですが、最近の商業施設などでは、マイナス(引き算)のデザインが多くなってきて、日本のデザインに近いですよ」とのこと。最後は、台湾や中国での印刷業界のお話を聞いて、お別れしました。TRIANDと一緒にお仕事をする日は、そう遠くないことでしょう。

 


▲最近できた商業施設でのデザインの例

 

日本人の美意識ってなんだろう

傅さんと意見交換していた中に、日本のデザインって構成要素を限界まで削ぎ落して、創り上げてくっていう意見がありました。日本の世の中に出ている全てがそうではありませんが、美術大学の学生が好むデザインは当てはまるのかなと思っています。私自身も在学中、そのようなデザインばっかり制作していた経験もあったり…。デザイン雑誌が取り上げるデザインもそのような制作物が多い気がします。傅さんとの意見交換の後、これってなんだろうって考えていました。そんなことを考えながら台湾料理を食べていると、あることに気づきました。

「台湾料理は味が強い!」

日本料理の特徴は、風味の強い香辛料の使用を控えて、素材に余り手を加えずに、素材の味を最大限に活かした、味付けが重宝されていることだなと。つまりは、「引き算の調理方法」
食は国家なりではないですが、日本人の食文化が日本人の美意識、デザインの観点まで影響しているのかもしれませんね。(hirano)

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